
たなか じゅん『ナッちゃん』(集英社、2000〜2007)
病気で亡くなった父親のあとを継いで、鉄工所をきりもりするナツコが主人公。
「困ったときはあそこへ行ったら何とかしてくれる」
その評判が評判を呼んで、毎回、機械の修理に開発にと、ややこしい依頼が。
大好きだったお父ちゃんの言葉、「出来るかどうかを考えるんやなく、どうやったら出来るかを考える」を座右の銘に、依頼に応えていくナッちゃん。
その工夫っぷりが素人にもわかりやすく描かれていて、毎回、うなります。
元気が出ます。
ものづくりマンガの名作です。
登場人物のノリのよい関西弁も小気味よいです。